お客様お一人お一人に合せたプロのベストフィッティングで快適なかけ心地を体感ください。


せっかく度数が合っていても、お似合いでおしゃれな眼鏡だとしても・・・フィッティング(掛け心地)が出来ていないと台無しです。大変残念な事に、未調整のまま眼鏡を渡されてしまった状態のものや、調整を他店まかせにしている眼鏡店が多くあるとか・・・正しくフィッティングされていない眼鏡は、疲れを感じる、頭痛がする、見え方が悪い、眼鏡がズレ落ちてしまうなどといった問題が起こります。フィッティングは本来の眼鏡の持つ性能を十分に引き出すため、また眼鏡を快適にご利用頂く為の重要な要素の一つです。より快適な眼鏡ライフを送るために、多くの熟練スタッフが在籍しているさくらメガネにお任せください。


フィッティングの流れ
1.お客様にお選び頂いたフレームで位置合わせ。

まずはじめに、フィッターとお客様が向き合うように椅子に座り、お客様にお選び頂いたメガネフレームをお顔に乗せて、位置を合わせます。

プレフィッティング

プレフィッティング

「お客様の顔のどの位置にフレームが来ればよいか?」を正面、横、あらゆる角度から観察し、最適な位置を決め、それに対するフレームの調整具合を考えていきます。


2.クリングス(鼻パッド)の調整

メガネの鼻受けの部分、クリングス(鼻パッド)の位置を調整します。一般的に販売されているフレームの多くは、ディスプレイ用に鼻パッドの位置が決められていて、そのまま着用したのではメガネが安定しません。下の写真のように、お客様の目の位置、鼻の形状に合わせて、鼻パッドの位置を調整していきます。



クリングスフィッティング


クリングスパッドの交換

クリングスパッドにはサイズ、形状の違う様々な種類がございます。ご要望や必要に応じて、変更や交換が可能ですのでお気軽にフィッターまでご相談下さい。また、クリングスパッドは使用している間に、だんだんと劣化して表面がザラついたり、変形や変色してしまったりすることがあります。そのような場合にはクリングスパッドの交換をお勧めします。



上の写真の様に、フレーム一体型のパットから、クリングス(スネークアーム)にカスタマイズすることも可能です。

3.角膜頂点間距離(目~レンズの距離)の調整

目とレンズの間の距離(角膜頂点間距離)を調整します。距離を約12mmを目安としてお客様のお顔の形状に合わせ、左右の距離のバランスも見ながら、最適な位置を調整していきます。この調整で、視野の広がり、網膜像の大きさ、重さの軽量感などの見え心地、使い心地は随分と違ってきます。


4.前傾角(顔に対しての傾き)の調整

人が何気なく立ち歩きしている時の視線(常用視線)は、通常10~20m先の地面を見ていると言われています。つまり、やや下向きに目線が傾いていることになります。その目線の傾きにを考慮して、フレームの角度を調節していきます。遠・常用は5~10度、近用では15度程度を目安としてお客様の顔のかたちに合った調節を行います。


5.そり角の角度調整

そり角とは、上から見たフレームの反り具合の角度調節で、視線とレンズの光軸を合わせるのに重要な調整です。遠視、近視などの見え方の違いに対してこの調節を行っていきます。一般的には、遠用(常用)は180°を目安に。近用の視線は170°前後に調整します。下の写真は、近見視している様子です。矢印の視線を見ると近用ではレンズ光軸と視線を直行させると光軸を内ぞりにするべきなのが解ります。美的観点から遠用・常用は水平(180度)かやや外ぞりに、近用は水平を心がけます。

そり角の角度調整

そり角の角度調整


6.テンプルフィッティング

下記の図のように、頭の側面形状や幅などは人によって様々です。それぞれの形状に合わせて、テンプルの開きや形を調整していきます。テンプルが側頭部に当るような状態だと痛くなったり、前にせり出てズレ落ちてしまいますのでテンプルとこめかみの間に多少隙間をもたせるのが理想といえます。

テンプルフィッティング


横田流フィッティング術 テキストより

7.モダン(耳に掛かる部分)の調整

耳に掛かる部分の角度、形状を耳介の付け根の形に添わせるように調節します。この調節がきちんとできていないと、メガネがユルユルの状態になってしまったり、使っていて直ぐにズリ落ちてきてしまいます。また、食い込んで痛くなるケースもありますので、非常に重要なフィッティングとなります。


8.フィッティング終了
フィッティング終了

以上でレンズを入れる前のフィッティングはすべて終了となります。さくらメガネのフィッティングは、お客様一人一人にあわせて、妥協せずお客様と一緒に最適なフィッティングを行います。 さくらメガネだからできる、快適フィッティングをぜひ体感してみてください。また、きちんとフィッティングが出来ていても、メガネを掛け外ししているうちに型崩れをおこし鼻や耳が痛くなったり、自然とずり落ちてきてしまったりします。そんな時はメガネが歪んでいる証拠ですので、お気軽にご相談、再調整にお越し下さい。


さくらメガネのフィッティング
行田本店 深谷店 入間店 伊勢崎店